【本を要約・解説・マネジメント・人と人】blog

【本を要約・解説・マネジメント・人と人】blog

世界最先端の教育メゾット

世界最先端の教育メゾット

〜子供が自分で出来る様になる〜

f:id:Masuosan:20210726103152j:image

【褒め方・叱り方】

教育でも子供の育ち方が大きく変わる

子供の主張を尊重すること

 

大きく3つに分けて紹介します。

①【自分でできる子にする褒め方】

②【自分で出来る様になる叱り方】

③【子供と繋がる聞く習慣】

 

まず

①【自分でできる子にする褒め方】

3種類の褒め方があります。

1.おざなり褒め

2.人中心褒め

3.プロセス褒め

 

1.おざなり褒め→表面的な褒め方

「すごいね、上手だね」と中身がない表面的な褒め方。

 

2.人中心褒め→性格や能力、外観を褒めるやり方。

「可愛い、頭がいいね、優しいね」など

上記の2つ【おざなり褒め・人中心褒め】はNGなのである。

 

→褒められ依存になってしまう

→どうしたら次褒められるか考える様になる

→褒められる為に行動する様になる

→褒められないと辞めてしまう様になる

→失敗を恐れてチャレンジする事を躊躇する様になる

→自己評価する事がなくなり努力しなくなるのです。

 

3.プロセス褒め→努力や過程に対して褒めるプロセス褒めが1番良い褒め方である。

具体的に努力や過程を褒める事が大切です。

 

※おざなり褒めの様にただ表面的に褒めても、子供は違和感に気づいているのです。

 

②【自分で出来る様になる叱り方】

罰を与える叱り方や物理的な叱り方はNG。

飴と鞭もダメ。その考え方自体上から目線でコントロールしている。

飴と鞭のやり方では常に飴と鞭を与え続けないといけない。更には、自己中心的な子供になってしまいます。

 

1.「ダメ」「違う」を使わない

道路で車が通る等の危険な状況は止むおえないですが、肯定的な言葉から使う事。

まずは「そうだったんだね」や「分かるよ」等の肯定的な意見を使う様に。

 

2.結果ではなく努力やプロセスに目を向ける

能力ややり方を否定しない。

無力感を感じてしまう。

ネガティブな評価はNG

→次はどうしたら自分の目標に近づくかな?などのプロセスに対して声掛けをしてあげる。

 

3.好ましく無い行動の「理由」の説明

罰を与える叱り方では、罰を受けない様に叱られない様になるだけです。

具体的な理由を説明することで、相手を思いやる気持ちができる。

 

④親の気持ちを正直に伝える

コミュニケーションを取るやり方。

私メッセージを送ると相手の感情を思いやる気持ちがめばえる。

 

・私メッセージとは「遅刻しちゃうとみんなにも迷惑がかかるから一緒に頑張ろう」

親自身が子供に正直に向き合い開示する事で、子供が相手の感情を思いやるきっかけとなるのです。

 

・あなたメッセージでは「あなたがダラダラしたらから遅刻したじゃない」では良くない。攻撃的になったり言い訳をする様になってしまいます。

 

③【子供と繋がる聞く習慣】

「アクティブ・リスニング」とは

・相手の話を無条件で聞いてあげる

・途中で会話を遮らない

・最後まで聞いてあげる

・耳や目や心で聞いてあげる

・自ら解決策を考えれる様になる

→誰かに理解してもらっているというのが親子関係に繋がる

子供を外側から都合の良い様にコントロールしてはいけない。

 

「子供とぶつかる7つの習慣

・批判する

・責める

・文句を言う

・脅かす

・罰する

・目先の褒美を与える

・ガミガミ小言を言う

 

「子供と繋がる7つの習慣

・応援する

・励ます

・アクティブリスニング

・信頼する

・尊重する

・違いを話し合う

・受け入れる

最後に…日本は理想の母親や完璧な母親像が根強く残っています。社会からの母親は〜すべきとか、それが世の中の母親へ無言のプレッシャーを与え、罪悪感や劣等感ストレスを与えているのです。

母親がまず心の満足度が高いことが大事なのです。